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みらいを藝える
20180706−0708
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とうほくのこよみのよぶね 七回忌


photo : Takashi Fujishiro 
「庭結 NIWAYUI」 -大震災後の庭の仕事の仕組みつくり- [ 結の一 ]

庭JAPANプロジェクト

「庭結NIWAYUI」-大震災後の庭の仕事の仕組みつくり-



2011311日、日本を大地震が襲いました。津波が家々をなぎ倒し、多くの人々の尊い命が犠牲になりました。「庭師がやるべきことが何かあるんじゃないか」と東日本大震災復興支援プロジェクト庭JAPANを起ち上げ被災地に向かい、無茶苦茶に破壊された、無茶苦茶に引き裂かれた世界を目撃しました。そこにいる人々があの時の話をするのを聞きました。何も出来ないのかと思いました。ヘドロを掻き出した後のその土地に芽が出、皆が明日の話をしだし、庭師の「やるべきこと」が生まれました。

誰もが「こんな時に庭の仕事ができるのか?」と思っていた時に、「庭の原点」が生まれていたのです。

庭は何かと何かを繋ぐもの。

全てがうまく繋がっているように見えている世界の中で「何かと何かを繋ぐもの」の重要性はあまり見えてきません。

でも私たちは確かにあの震災で、庭の重要性を確認したのです。

この度の庭JAPANプロジェクト「庭結 NIWAYUI」では、そんな「何かと何かを繋ぐもの」であり、物事が始まる「原点」である庭にかかわる仕事をしている私たちが、「共にはないが、たがいの約束にもとづいて共に事を行う」という「ゆい」において庭に関わる者同士が「たがいの約束にもとづいて共に事を行う」繋がりをつくっていくために立ち上げたプロジェクトです。

 



 

結とは:

田植え、屋根葺きなど一時に多大な労力を要する際におこなう共同労働の形態のことであり、「もやい」と称されることもあるが、厳密には「もやい」が「共にあるものが共に事を行う、あるいは共にもつ」に対し、「ゆい」は「共にはないが、たがいの約束にもとづいて共に事を行う」ものであり、歴史的には「ゆひもやとはで、早苗とりてん」の歌がすでに鎌倉時代にみられるところから、中世もしくはそれ以前にさかのぼる民俗であったと推定される。ここにおける「やとう(ふ)」は「家問う(ふ)」が原義と考えられ、頼むべき家々をまわって労力の共同を申し入れ、それによって助けられれば自分の家もそれに応じて返すことを前提としていた。それに対し、「もやい」には、たがいに労力を貸し借りする観念はなかった。






[ 結の一 ]


茅葺き屋根をふきかえよう

結の一、となる今回は大阪から長野県の野尻湖近くに移住し、茅葺き屋根の家で生活を送る庭師一家の「茅葺き屋根をふきかえよう」です。

まさに「結」の原点となる、人の生活を守る「 屋根 」を自然から調達したカヤを使い庭師がすでに身につけている能力で葺き替えれる、始まりの名に恥じない「共に事を行う」行為になると思います。

今回は、天窓のように青空が見える状態になっている屋根の一部を葺き替え、地域の萱場からカヤを刈り取ってくる一連の葺き替え作業をします。

夜は一晩中「大震災後の庭の仕事の仕組みつくり」や「庭によって結われるということ」などについて語りつくしたいと思っております。

茅葺き屋根とは:

草で葺かれた屋根の総称です。狭い意味には最もよく使われるすすきで葺かれた屋根を指します。

このような茅葺きの屋根は古くから北海道、沖縄まで住宅に限らず社寺等のあらゆる建物に用いられてきました。古代の住居(倉)の形式を伝えるといわれる伊勢神宮の屋根も茅で葺かれています。

 

 

結を行う日時 2013年10月12日土曜日 13:00~

               13日日曜日 終日

               14日月曜日 ~12:00 

             


参加費     25,000円(宿泊、昼夜ごはん代含む)    

申込み先    庭JAPAN本部

        ☎ 0586-82-6582

        Fax 0586-82-6583(24時間)

        ✉ info@m28e-tsukuru.jp

                  http://niwajapan.blog.shinob.jp

                  愛知県一宮市木曽川町黒田字宝光寺5番地2

「庭結 NIWAYUI」 -大震災後の庭の仕事の仕組みつくり-
庭JAPANプロジェクト 「庭結 NIWAYUI」 
          -大震災後の庭の仕事の仕組みつくり-

[ 結の一 ]

茅葺き屋根をふきかえよう


2013年10月12日(土曜日)~14日(月曜日)開催します。



※詳細は後ほどお知らせします
「とうほくこよみのよぶね」を海へ浮かべる
東日本大震災で被災者となった方々の鎮魂と復興への想いを捧げるため、「3」「・」「11」の数字行灯をのせたこよみのよぶねを被災地に運び、海に浮かべ、被災地の皆さんと「こよみのよぶね」が創り出す幻想的な空間、時間を共有する「東北こよみのよぶね」を開催します。
 「3」「・」「11」の数字行灯は、昨年3月に大槌町、釜石市、8月に多賀城市と東北と岐阜を往復しながら、被災地と岐阜を結ぶ東日本大震災復興のシンボルとして、岐阜県と東北の人たちの想いを運び、交流の「絆」づくりを進めています。
庭JAPANでは「第2回こよみのよぶね」より船への数字行燈の取り付けを行っており、大震災後は石巻市、大槌町、釜石市、多賀城市で「とうほくこよみのよぶね」を水面へ浮かべるお手伝いをしてきました。
 今回は以下3つの参加区分がありますので、皆さんのご協力をお願いします。
こよみのよぶねホームページ http://www.dnaand.org/yobune.html
  • [ 部材搬出作業/お見送り ]
3月8日(金)午後 場所:未来会館(岐阜市学園町)
フロート、数字行灯、船行灯パネル、照明機材などを保管場所から移動し、運送トラックに積み込みます。
  • [ とうほくこよみのよぶね運営 ]
3月9日(土)~3月12日(火)
開催地の岩手県釜石市、大槌町に出向き、こよみのよぶねの設営、撤去、運営をサポートします。
  • [ 部材搬入作業/お迎え ]
3月13日(水)午後 場所:未来会館(岐阜市学園町)
フロート、数字行灯、船行灯パネル、照明機材などを運送トラックから下ろし、保管場所に移動します。
 
参考:運航スタッフ行程
3/9(土)  岐阜/7:00→岐阜各務原IC→東和IC→釜石/19:00→民宿(大槌)
3/10(日) 民宿/9:00→釜石湾/10:00 会場設営
      「東北こよみのよぶね釜石」 開催 (16:00-19:00)
      解体、撤去、運搬 20:00   →民宿/20:30
3/11(月)  民宿/9:00→大槌湾/10:00 会場設営
      「東北こよみのよぶね大槌」 開催 (16:00-19:00)
      解体、撤去、運搬 20:00   →民宿/20:30
※庭JAPAN 古川は10,11日の会場設営、解体、撤去、運搬をお手伝いします。
※現地での宿泊等は各自での手配をお願いします。
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