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木を植えにいきます

震災から一年が経とうとしています。昨年の復旧活動では様々な思いや出会いが生まれました。庭に積もったヘドロをかいて撤去し、綺麗にしていくと家族の記憶がそれぞれの人によみがえるようでした。しかし、よみがえってほしくないものもあるような気もしました。

現地に何度か訪れてわかったことは、支援ができるのも被害の大きな所(心)は最後になり、小さな所(心)からしか復旧できないということでした。一年が経って、もっと被害の大きな所にも目をむけることができるような気がします。ただ、こころの問題は時間がかかる気もします。

庭に何ができるのか?
ずっと考え続けていることです。

3.11を前に “ みらいをうえるプロジェクト ” として被災地に木を植えにいこうと思います。被災地での活動の中で「木を植えるまで一緒にいたい」と言う気持ちが自然に生まれました。木を植えると、人と木と場所に関係が生まれます。仮設住宅や被災した公園などに新しい苗木を植えることで何かができるのでは? そして、安心して花や実をつけることができる場所を見つけるまで移植を繰り返し見守って行ければと思っています。それは今後長期に渡る活動が続く中、“ みらいのにわ ”が生まれる一歩になるかもしれません。

今では東北に親戚ができたようです。お手紙をいただいたり、被災地に行くと必ず会いにいきます。被災地には大きな家族の種が生まれてきている気がします。それはこの先日本のどこで起こるかわからない災害に対しての大事な絆という種になることを確信しています。



長崎 剛志
庭JAPAN 調整役

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庭修羅くん
庭JAPAN 東日本復興支援プロジェクトを象徴するキャラクターができました。
日本の庭師 庭修羅くん です。


こよみのよぶね 12月22日(木) 岐阜長良川 のお知らせ
石巻、東京、岐阜で制作されたこよみのよぶねが最後に岐阜の長良川で明かりを灯します。



日時:12月22日(木) 16時〜20時頃 *雨天決行
会場:岐阜県 長良川 鵜飼観覧船のりば~長良川右岸プロムナード一帯
内容:各地のボランティアが制作した、地元の和紙と竹を使用し、暦を表す巨大数字行灯(1月~12月)12個と干支の『兎』の行灯を屋形船に載せ、冬至の日に長良川に流します。
アクセス:JR岐阜駅・名鉄岐阜駅よりバス、もしくはタクシー
<バス>
長良川を経由する岐阜バス [ 10番・11番・12番のりば ] にて約15分、「長良橋」で下車してください。大人200円、子供100円。
<タクシー>
JR岐阜駅・名鉄岐阜駅から、約15分。約1500円。
お問い合わせ先:
こよみのよぶね実行委員会事務局 TEL 058-294-7671
ホームページ:http://www.dnaand.org/
IBUKI プロジェクト 牡鹿半島の古民家をごはん屋さんに




All photo: YOSH NAGATA

第八期で庭JAPANが手入れに入った牡鹿半島大原地区のお宅。
この古民家を修復してごはん屋さんにしようという計画があります。
企画をされているのはIBUKI プロジェクト実行委員会の皆さん。
牡蠣の養殖で有名な牡鹿半島は石巻市の東、太平洋に向かってちょこっと飛び出た半島で、津波の被害も大きかった場所です。
ここに美味しいごはん屋さんをつくり、地元の人達が働ける場所も提供できればと愛媛県にあるSOHSOH-草草-というカフェ屋さんを中心に活動されています。実現に向けて募金を募っているそうです。
ご興味のある方はブログを覗いてみてください。

IBUKI プロジェクト ブログ



第3フェーズ 日程が変更になりました
第3フェーズ

活動が2つのパートに分かれます。


日程
 
 2011年11月11日(金)~11月15日(土)


 
 
 日程: 11月11日(土)~13日(日)
 場所: 宮城県石巻市
 内容: こよみのよぶねの運搬及び設営
      11日 朝 愛知発→ 昼 東京着
      12日 朝 東京発→ 昼 石巻着、ワークショップ
      13日 設営、点灯式
      → 作業イメージ
 


 

 日程: 11月14日(月)~15日(火)
 場所: 宮城県石巻市
 内容: 庭の復旧〈剪定、移植、灯籠据直し、石の洗浄等〉
      ヘドロの撤去
      等
 

参加者

 

 固定メンバー
 古川乾提
 永田義雄
 川部純
 羽石友寛

 流動メンバー
 11月11日(金)~11月14日(月)
 津川佳子
 トコロジュンコ
 11月12日(土)~11月13日(日)
 日比野克彦
 森本早紀
 本多すなほ 
 11月12日(土)~11月14日(月)
 西口寛人
 中島佑太
 處美野
 三堀まき
 


3.11こよみのよぶね 岐阜から石巻へ
 



岐阜から東北へとつながる灯りと時

 
 

金華山の麓、長良川にうかぶ明かりたち。

『岐阜の冬の祭り「こよみのよぶね」の美しさと思いを東北の被災地に運びたい』 そんな気持ちで立ち上げたプロジェクトです。

暦は時を刻みます。

運ぶこよみは「2011」。

震災が起き、復旧・復興、これからの未来を含んだ希望の数字。

石巻でデザインし、岐阜と東京で2つずつ数字をつくり、

石巻で和紙を貼ってもらい、旧北上川の水辺で点灯する。

その数字が東京の墨田川で11月に、

最後に12月に岐阜にもどってきて冬至の日の長良川を灯す。


[ こよみのよぶね岐阜から石巻へプロジェクト ]

庭JAPANプロジェクト第3フェーズの一環として「こよみのよぶね」を岐阜から東京を経由し石巻へ運び、そして石巻から東京、岐阜へと思いをつなげながら運んで行きます。こよみのよぶねとは2010年10月に行われた「第1回全日本庭サミット庭JAPAN 庭とアート」に特別講師として登場していただいたアーティストの日比野克彦氏がはじめた岐阜の冬のお祭りです。今年で6回目になるこよみのよぶね、昨年は東京のスカイツリーの真下、墨田川でも行われました。第2回からこよみの船への取り付けを庭JAPANが担当しており、毎年水と灯りの美しさに酔いしれながら、様々なアーティストや美しいモノに対する意識の高い方々とガッツリ交流させていただいています。

そのこよみのよぶねを今年は宮城県の石巻市へ運びます。

「水と生きてきた私らだがら」
石巻で何度か聞いた言葉。
まわりは津波で壊されたガレキ、地面いっぱいに広がるヘドロだらけの世界で地元の人達の口から出てきた言葉。
最初はまったく飲み込めず自分の体がこの言葉を拒否していたが、時間と共に体の中に浸透していった。何があっても人は水なしには生きられない。なら自分達が毎年目にしている水のうえでの美しい景色を運びたい。場所は庭JAPANプロジェクトでずっと活動している石巻の津波が遡っていった旧北上川。
地元の漁師さんたちの漁船にこよみの行燈を取り付け現地の人やボランティアのみんなと水と闇と灯りを見つめる。
心に庭をもつすべての庭JAPANの人たちにとっても特別な経験になるはず。年末の忙しい時期ですが一人でも多くの人とこの経験を共有できたらいいな、と思っています。
宮城県に行くには時間がちょっとという方は岐阜県と東京都で行われているワークショップに参加いただけますので、気持ちと形をこよみに乗せてください。

※岐阜ワークショップ情報(こよみのよぶねHP):http://www.dnaand.org/yobune.html
※東京ワークショップ情報(リーダー中島佑太ブログ):http://houseof.exblog.jp/

□ タイムスケジュール

① 石巻市民にこよみ(数字)のデザインをしてもらう ~10/16(日)

② 日比野克彦氏によるこよみの選考 ~10/21(金)

③ 選ばれた数字の竹組みと和紙はりを岐阜と東京のボランティアスタッフの手により行う ~11/10(木)
  ※岐阜:「2」と「1カキ」 東京:「「0」と「1サカナ」

④ 岐阜11/11(金)、東京、石巻とリレーで運ぶ

⑤ 岐阜と東京のみなさんと石巻の避難所や仮設住宅の人たちの手による和紙はり 11/12(土)
    ※可能であれば1~2数字

⑥ 旧北上川住吉公園付近での点灯式 11月13日(日)

⑦ 東京へ運ぶ 11/19(土)

⑧ 墨田川言問橋付近での点灯式  11月20日(日)

⑨ 岐阜へ運ぶ 11/21(月)

⑩ 長良川での点灯式  12月22日(木)冬至の夜

⑪ 長良天神さんでの左義長式 2012年1月


□ デザイン

石巻市社会福祉協議会やボランティアの人たちにデザインをしてもらいました。
   
□ 和紙つくり

仮設住宅でのワークショップ〈クレヨンでの和紙メッセージ書き〉
     
□ 行う場所

宮城県石巻市住吉町1丁目 住吉公園

□ 花火の打ち上げ

岐阜県中津川市の「ぼらんてぃあぐるーぷ・栗の里 中津川」さんが花火3,000発とナイアガラで共催します。

□ 点灯式の時間帯

16:00-20:00頃

□ こよみのサイズ

高さ 3.0m 横幅 1.5-1.8m 厚み 0.5-0.8m

□ 使用する船

漁師さんの漁船〈×4艘か?1艘につき2数字の×2艘か?〉

□ 船への取り付け

1つの数字の取り付けに2時間ほどが目安
庭JAPANのメンバーが船を傷つけないよう慎重に取り付けます
※船の下見必要
※点灯式当日12:00-22:00頃までの船の使用確認

□ 船からの取り外し

20:00-21:30頃

点灯式終了後1つの数字につき20分ほどで取り外し

□ 保管場所

点灯式前後の数日間ほどこよみを保管できる場所の確保
※社会福祉協議会、ボランティアセンターと要相談

□ 船への取り付け・取り外し作業のイメージ






[ ぼらんてぃあ ぐるーぷ・栗の里 中津川 とは ]

「ぼらんてぃあ ぐるーぷ・栗の里 中津川」は、
東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市の復興支援 ボランティア活動をしている団体です。
 メンバーは志を同じとしている中津川市民の有志です。
 夏には石巻湊小学校で開催された夏祭りに支援参加をし、 五平餅 焼きそば等を提供し、中津川市内のお菓子屋さんのご協力を得て、特産お菓子を景品としたビンゴゲームを開催したり、 風船釣りなどを実施してきました。

石巻の皆さんの元気づくりに役立てたいと思い、今年の
11月13日 (日)にイベント「こよみのよぶね」の一環として、北上川の川面に花火を上げる目的で、現在現地の方々と提携しながら開催のための準備や資金作りの活動を行っています。
 その手段として各地の各イベント等でオリジナルTシャツの販売や募金の呼びかけを行っています。
 純粋に被災者のみなさんに寄り添い、共に歩んでいくのが私たちの目的です。
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