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庭JAPAN 第2フェーズのお知らせ
被災地では暑い状況の中での活動になりますが、
庭JAPAN 第2フェーズを下記の日程で予定しています。

第六期 7月31日(日)〜8月7日(日)
第七期 8月7日(日)〜8月14日(日)

詳しくはまたブログでお知らせします。

参加希望の方は info@m28e-tsukuru.jp(庭JAPAN事務局 岩間)
までお知らせ下さい。
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レポート UNDER THE TREE vol.01: 朝日より
こんにちは、N-treeの朝日です。6月18日に新宿の La Keyaki で行われた UNDER THE TREE vol.01「3.11後 - それぞれの復興支援 - 」で庭JAPANの活動報告をしてきました。遅くなりましたがレポートを載せたいとおもいます。

このイベントは第四期の活動に参加された関さん達が中心となって企画されたもので、東日本大震災の復興に向けて活動されている様々な分野の方が集まりました。
会場となった La Keyaki は大きな道路からちょっと路地を入った静かな場所にあります。建物のまわりは木々に囲まれて、ビルだらけの新宿にいるというのを思わず忘れてしまいそうでした。けやきの木ににぶら下がっているブランコがまたノスタルジックな気分にさせてくれます。





そんな素敵な洋館の広間で行われた報告会には全部で5団体の参加がありました。
庭JAPANからはN-treeの長崎が活動を始めるに至った経緯からあえて庭JAPANという団体で動く意味、そして石巻での瓦礫撤去や庭の復旧の事、活動をする中で感じた事などを話してきました。

具体的な内容としては、
庭JAPANとして活動するまでには皆個々でボランティアセンターに行ったり、知り合いの紹介で被災地に行き支援活動をしていたが、連携のとれるチームで動いた方が効率的な支援ができると考え今こうして団体で活動しているという事、
もともと庭JAPANというのは、当時の若い庭師たちが集まる機会を日本全国でつくって行くうちに、共感した様々な人達も関わるようになり、そのネットワークを生かして活動することになった経緯などを話しました。
団体で動くことに関しては、実際に現地に足を運んでいる人からボランティアセンターなどの受け入れ側も団体で来てくれるほうがコントロールしやすいというお話もありました。

また、実際の活動として石巻市では石巻災害復興支援協議会から依頼を受けて重機を使った泥出し、瓦礫撤去、庭の復旧を行ってきたことをお伝えしました。
しかし庭を綺麗にしても、その奥には手つかずの瓦礫の山が見えていたりと、活動をして行く中で優先順位に対してどのように考えていいのか悩むことも多くなってきた話にも触れました。
今庭を綺麗にして眺める時期なのか、泥出しを先にするべきではないのか、しかしそういった悩みを協議会の方にお話したときに「庭を綺麗にする事で喜んでくれる人がいるようであれば、それも一つの支援になると思うのでお願いします」というお言葉を頂き、私たちの迷いが少なくなったこともお話しました。
最後には私たちの考えとして、目の前の道路や家や庭が綺麗になって、以前の生活を思い出せる風景を作り出すことで、以前そこに暮らしていた方が少しでも希望をもてる手助けとなれれば嬉しいということをお伝えして、庭JAPANの報告は無事終了しました。

最初は言葉少なめに始まったので、見ている側はちょっと不安になりましたが、その緊張感がよかった、という方もいて皆さん真剣に聞いてくださいました。最後の質疑応答の時間では、家を壊されてしまう時にせめて木だけでも救い出したいという人がいたらどうしたらいいのか、という質問もありました。





そして途中の休憩時間にはこのイベントにふさわしいおやつが振る舞われました。終始和やかな雰囲気でしたが、皆さんずっと集中して聞いていらしたので、ここでぐっと笑顔の数が増えました。そんなすてきなおやつはコチラ。





東京都港区白金 マルイチベーグル ベーグルサンド
福島県白河市 大黒屋 だるま最中
福島県会津若松市 会津中央乳業 べこの乳

マルイチベーグルさんは売上金の寄付や岩手県遠野市に靴を送る活動をされています。ベーグルはもちもちで自然の味がして美味しかったです。やさしいあんこの詰まっただるま最中と濃厚なべこの乳牛乳の組み合わせもまた、たまりません!

石巻市の復興計画案として、もっと人と街をつなげるまちづくり obi project を提案されているランドスケープデザイナーの石井さん、野田さんのお話も興味深いものでした。
具体的には、避難路を整備してコミュニティスペースとしても活用できるようにしたり、海の堤防を慰霊碑の公園にして、街の全体に川と人、まちと人、海と人を結ぶ三つの緑の帯をつくり、現存の自然や営みを継承しながら安心して住める街をつくれないかというお話でした。
また、東日本大震災に関する情報をアーカイブしたサイトをつくろうとしている方がいたり、避難所の環境を実際に見たなかで棚を届けたいと考えている方もいました。
イベント終了後もなかなか解散せずに皆さん意見や情報を交換していました。そのあとの二次会でも話は尽きず、obi project のお二人が名古屋の報告会に来ていただけることになりました!

今回は支援のかたちにもいろいろな可能性があることを私たちも改めて知ることができました。UNDER THE TREE 、ぜひ今後も続けてもらいたいです。



レポート 島根報告会: 渡部さんより
第五期に参加された、一樹庵植吉の渡部さんが島根で報告会を行いました。
渡部さんからのお話しです。

。。。。。
出雲で「東日本大震災復興支援プロジェクト」に参加した報告会を開きました。

庭師、山師、設計士の方に集まってもらい、僕が今回行って見たこと、やったこと、
感じたことを思ったままに話しました。

僕は今回の活動をあまり人に話していませんでした。

どう説明したらこの状況が伝わるかわからんし、
自分がそうであるように、行かなきゃわからんとゆう気持ちがあるからでした。

けど今回報告をみんなにできてよかったと思います。

皆さん真剣に話を聞いてくれて、撮った写真をみて、感じたことを語り合い、いい時
間が持てたことは確かです。

一人の庭師さんが、この写真はどーして撮ったの?と聞かれました

普通の田植えが終わった田の写真でした。

正直なんで、どこで撮ったのか言われるまで覚えて無かったのですが、

被災地にある、普通の田んぼが、違和感があり、けれどもすごくきれいで撮った写真
でした。

そして僕は、普通の景色を、普通に見れるようになるために

これからも出来る限り復興に協力したいと思いました。

いい写真だね気持ちが伝わるよと言われ

伝えることの大切さを感じ、また必要であると思いました。


雑誌掲載: 植物デザイン 2011年7月号 vol.13
植物デザイン 2011年7月号 vol.13 草土出版

P50.〜P53. 今こそ庭師の出番 技術、能力を復興支援に

実際に石巻での活動に参加され、取材していただきました。
立ち上げの話から現地の様子などインタビューを交えてレポートされています。また、庭JAPANが泥清掃、庭復旧を行った家の方のお話も載っています。





雑誌掲載: 庭 2011年7月号 No.200
庭 2011年7月号 No.200 建築資料研究社

P117. 声の交歓室で庭JAPANの活動が紹介されました。

 
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